「投資のルールは2つだけ。ルールその1、絶対に金を損しないこと。ルールその2、ルールその1を忘れないこと」——ウォーレン・バフェット
「損をしない」とはどういう意味か
投資を始めたばかりの方がよく陥る誤解があります。それは「大きく増やすことが投資の目的」だという思い込みです。しかしバフェットは、まず「元本を守ること」こそが最優先だと繰り返し説いています。
損失は「取り戻すのが難しい」——数字で見る現実
たとえば100万円を投資して、50%の損失が出たとします。残るのは50万円です。ここから元の100万円に戻すには、なんと100%の利益が必要になります。
| 損失率 | 回復に必要な利益率 |
|---|---|
| 10%の損失 | 約11% |
| 30%の損失 | 約43% |
| 50%の損失 | 100% |
複利の力は「元本が減らないこと」で最大化される
バフェットが財産を築けた最大の理由は、複利を長期にわたって途切れさせなかったことです。初期段階での小さな損失が、20年後には取り返しのつかない差になります。
初心者が実践できる「損をしない」ための3つの考え方
① 理解できないものには投資しない
バフェット自身、自分が理解できないビジネスには絶対に手を出しません。
② 余裕資金だけで投資する
生活費や緊急予備資金を投資に回すと、相場が下がったときに「損でも売らざるを得ない」状況に追い込まれます。
③ 長期・分散・積立を基本にする
時間を味方につける投資スタイルが、元本を守りながら資産を育てる最も現実的な方法です。
まとめ
- 損失は取り戻すのが難しい——非対称性を理解しよう
- 複利の力は「元本を守ること」で最大化される
- 理解できないものには投資しない
- 余裕資金で、長期・分散・積立が基本
参考文献
『史上最強の投資家 バフェットの教訓 逆風の時でもお金を増やす125の知恵(JAPANESE EDITION)』
著者:メアリー・バフェット、デビッド・クラーク
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品への投資を勧めるものではありません。


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