「節約したいけど、何から始めればいいかわからない」
そんな方にまず真っ先に試してほしいのが、携帯電話会社の乗り換えです。
食費や光熱費を削ろうとすると生活の質が落ちますが、スマホ代の節約は生活の質をほぼ変えずに、毎月数千円〜1万円以上の節約が狙えます。今回は実際に私がauから楽天モバイルに乗り換えた体験談をもとに、具体的な節約効果をお伝えします。
節約を始めるなら「固定費の見直し」から
節約には優先順位があります。毎月必ず発生する「固定費」の削減が最も効果的です。固定費を削れば、何もしなくても毎月その分が浮き続けるからです。
固定費の代表例はこちらです:
- 携帯電話料金
- サブスクリプション(動画・音楽・ソフトウェア等)
- 保険料
- インターネット回線料金
- 家賃・住宅ローン
この中でも特に「今日すぐ動けて、効果が大きい」のが携帯電話料金の見直しです。保険や家賃は比較や交渉が複雑ですが、スマホの乗り換えは申し込みから数日で完了します。
実体験:auから楽天モバイルに乗り換えてみた
乗り換え前の状況
私はもともとauを使っていました。プランは「スマートバリュー」込みで毎月約8,000円〜9,000円を支払っていました。
仕事でも電話をよく使うため、通話は「かけ放題」が必須条件でした。auでは「スーパーカケホ(5分以内かけ放題)」が月額1,100円、完全かけ放題は月額1,870円と別途かかっていました。
料金比較:au vs 楽天モバイル
実際の月額料金を比較してみましょう。
| 項目 | au(乗り換え前) | 楽天モバイル(現在) |
|---|---|---|
| 基本データプラン | 約6,500円(20GB) | 2,178円(〜20GB) |
| かけ放題オプション | 1,870円(完全かけ放題) | 0円(無制限)※ |
| ユニバーサル料金等 | 約100円 | 0円 |
| 合計(月額) | 約8,500円 | 2,178円 |
| 年間コスト | 約102,000円 | 約26,136円 |
※ 楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は国内通話かけ放題(Rakuten Linkアプリ利用時)が標準で付いています。
節約効果:年間約75,864円の差!
月々の差額は約6,322円。年間にすると約75,864円もの差が生まれます。
この金額があれば——
- 家族旅行の費用が出る
- 投資信託の積立に回せる
- 食費や教育費の補填ができる
しかも、この節約は「一度乗り換えるだけ」で毎年続く効果です。5年続ければ30万円以上の差になります。
楽天モバイルのメリット・デメリット(正直レビュー)
メリット
- 料金は3段階制:3GBまで1,078円・20GBまで2,178円・20GB超は無制限で上限3,278円(すべて税込)。どれだけ使っても月3,278円以上かからない
- 国内通話かけ放題(Rakuten Linkアプリ使用時)で仕事の電話も安心
- 契約期間の縛りなし・解約金なし
- 楽天ポイントが貯まる・使える
- 楽天市場でのポイント倍率アップ特典
デメリット・注意点
- 楽天回線エリア外ではパートナー回線(au回線)に切り替わるが、エリアは年々拡大中
- Rakuten Linkアプリを使わない通話は30秒22円の従量課金
- iPhone・Android端末ともに対応しているが、一部古い機種はSIMロック解除が必要
- 楽天ポイントの恩恵を受けるには楽天会員登録が必要
私の場合、仕事の電話はすべてRakuten Linkアプリ経由にしてから問題なく使えています。通話品質も遜色なく感じています。
Rakuten Linkについて知っておきたいこと
楽天モバイルのかけ放題を支えるRakuten Linkアプリですが、意外と知られていない便利なポイントがあります。
ギガを消費しない
Rakuten Linkを使った通話はデータ通信量(ギガ)を消費しません。長電話が続く日でも、データ使用量が増えることはないので安心して使えます。
相手が楽天ユーザーでなくてもOK
エリアの広さ:青森から鹿児島まで、どの駅でもつながった
「楽天モバイルはつながりにくい」というイメージを持っている方もいるかもしれません。しかし、私の実体験ではその心配はほぼ無用でした。
これまでさまざまな時期に旅行や出張で各地を訪れましたが、青森から鹿児島まで、新幹線を使って立ち寄った駅の周辺でつながらなかったことは一度もありません。東北・関東・東海・関西・九州と、別々のタイミングで訪れた主要駅や市街地ではまったく問題なく使えました。
もちろん、山間部や過疎地では電波が弱くなることもありますが、普段の生活や旅行で使う範囲であれば、楽天のエリアは十分実用的な水準に達していると感じています。
機種変更が楽になる:eSIMがおすすめ
楽天モバイルへの申し込みには「物理SIMカード」と「eSIM」の2種類があります。私はeSIMを選びましたが、これが非常に便利でした。
eSIMとは?
eSIM(埋め込みSIM)とは、スマホ本体にあらかじめ内蔵されているSIMのことです。物理的なカードを差し込む必要がなく、オンライン上で設定が完結します。
eSIMのメリット
- 申し込み後、最短数分〜1時間以内に開通できる(物理SIMは郵送で数日かかる)
- スマホを機種変更したとき、新しい端末にすぐ移行できる(カードの差し替え不要)
- SIMカードの紛失・破損リスクがない
- 店舗に行かなくてよい、すべてオンラインで完結
特に「スマホをよく買い替える方」や「複数端末を使い分けている方」には、eSIMの利便性は絶大です。機種変更のたびにSIMカードを取り出してトレイに差し込む手間がなくなるのは、思った以上に快適です。
対応機種はiPhone XS以降のiPhone全機種と、多くのAndroid端末が対応しています。新しいスマホを購入する際はeSIM対応かどうかを確認してみてください。
楽天モバイルに向いている人・向いていない人
向いている人
- データ使用量を気にせず使いたい人(20GB超えても上限3,278円なので安心)
- 通話が多い人(かけ放題込みでのコスパが最高)
- 楽天ユーザー(ポイント連携でさらにお得)
- 固定費を削りたいが品質も妥協したくない人
- ライトユーザーからヘビーユーザーまで、データ使用量を問わずおすすめできる
慎重に検討すべき人
- 地方や山間部に住んでおり、楽天回線エリアが不安な人(エリアマップで要確認)
- Rakuten Linkアプリを使わず普通の電話番号でよく通話する人
- ほぼWi-Fiのみで月1GB未満しか使わない人(日本通信SIMなど月290円〜の超格安SIMのほうが安い場合も)
乗り換えの手順(思ったより簡単です)
乗り換えの流れはシンプルです。
- 現在の携帯会社でMNP予約番号を取得する(Webや電話で申請、即日発行)
- 楽天モバイル公式サイトまたは楽天モバイルショップで新規申し込み
- 本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証)を用意
- SIMカードまたはeSIMを受け取り、開通手続きをする
- 旧キャリアの解約(楽天モバイル開通後に自動失効するケースが多い)
私はオンライン申し込みでeSIMを選んだので、申し込みから1時間以内に開通しました。店舗に行く必要もなく、非常にスムーズでした。
まとめ:節約の第一歩はスマホ代の見直しから
✅ auから楽天モバイルに乗り換えで月約6,300円・年間約75,000円の節約
✅ 通話かけ放題・データ無制限でも月上限3,278円
✅ 生活の質はそのまま、固定費だけ大幅カット
✅ eSIMなら申し込みから最短1時間で開通
節約を始めたいなら、まず携帯電話料金を見直してください。特に大手キャリア(au・docomo・SoftBank)をそのまま使い続けている方は、同じサービスを半額以下で受けられる可能性が高いです。
「節約は我慢」ではなく、「賢く選ぶ」ことが大切です。まずは今月の携帯代の明細を確認して、乗り換えを検討してみてください。
【免責事項】本記事に記載の料金は2026年4月時点の情報をもとにしています。料金プランは変更される場合があります。乗り換えの際は各社公式サイトで最新情報をご確認ください。また、楽天モバイルのかけ放題はRakuten Linkアプリ利用が条件です。


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