
先日、保有しているツルハホールディングス(証券コード3391)の株主優待として、5,000円分の「株主ギフト券」(1,000円券×5枚)が届きました。
ツルハホールディングスは、ドラッグストア「ツルハドラッグ」などを全国に展開する大手です。ウエルシアグループと経営統合し、現在はイオングループの一員(東京証券取引所プライム市場に上場)となっています。
株主優待とは、企業が株主に自社商品やギフト券などを贈る制度のこと。今回はその実物をもとに、使える店舗・有効期限・利回り、そして意外と知られていない「税金の扱い」まで、FP1級の視点で解説します。
この記事で分かること
- ツルハの株主優待の中身(保有株数別)
- どこで使える?/いつまで使える?
- 配当+優待の「総合利回り」はどれくらい?
- 株主優待にかかる税金の話
- そもそも株主優待とは?(仕組みのおさらい)
ツルハの株主優待、保有株数別にいくら?

ツルハの優待は、毎年2月末日時点の株主に贈られます。2026年からウエルシアグループとの経営統合に合わせて制度が刷新され、保有株数に応じて以下のギフト券がもらえます。
| 保有株数 | 株主ギフト券 |
|---|---|
| 100株以上〜500株未満 | 5,000円分 |
| 500株以上〜1,000株未満 | 10,000円分 |
| 1,000株以上 | 15,000円分 |
私は100株保有なので、5,000円分(1,000円券×5枚)が届きました。
どこで使える?除外商品は?
株主ギフト券はツルハグループ各店・ウエルシアグループ各店で、1,000円単位で現金同様に使えます。ただし、次のものには使えません。
- 保険調剤、タバコ、商品券・プリペイドカード、切手・ハガキ・印紙、宅配便料金、公共料金などの収納代行 など
日用品・食品・市販薬といった、普段の買い物に使うのが基本です。
いつまで使える?

お買い物に使う場合の有効期限は 2026年11月30日(届いた日から約6か月)です。
使わずに「金額相当を寄付する」という選択肢もあり、その場合の申込期限は 2026年6月23日(消印有効) と、買い物の期限とは異なるので注意です。
利回りはどれくらい?(配当+優待で約5%)
株主優待のお得さは「利回り」で見ると分かりやすいです。2026年5月現在、ツルハの株価は約2,000円。仮に今100株を買うとすると、投資額は約20万円です。
- 配当利回り:1株配当 約49.7円 × 100株 = 約4,970円 → 約2.5%
- 優待利回り:5,000円 ÷ 約20万円 = 約2.5%
- 総合利回り(配当+優待):約5.0%
配当2.5%+優待2.5%で、合わせておよそ5%。銀行預金と比べると高い水準です。(※株価は2026年5月時点。日々変動するため、利回りも変わります。)
⚠️ 投資にあたってのご注意
株主優待や配当は、会社がその都度決めるもので、将来も必ずもらえると確定しているわけではありません。金額の変更・減配・優待の廃止が行われる可能性もあります。また、本記事は株主優待のある銘柄の購入を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。
【FP1級の視点】株主優待に税金はかかる?
意外と知られていませんが、株主優待にも税金の考え方があります。
- 株主優待でもらう品物・ギフト券は、原則として「雑所得」に区分されます(配当所得ではありません)。
- 会社員(給与所得者)は、給与以外の所得が年20万円以下なら、所得税の確定申告は不要というルールがあります。
- 5,000円程度の優待なら、このラインに収まることがほとんどで、通常は確定申告まで気にする必要はありません。
ただし、複数銘柄の優待や副業所得などが積み重なって20万円を超える場合は、申告が必要になることも。また、住民税は20万円以下でも申告が必要なケースがある点には注意です。
※税務上の扱いは個別事情により異なります。詳しくは税務署等にご確認ください。
そもそも株主優待とは?(仕組みのおさらい)
株主優待とは、企業が一定株数以上を持つ株主に、自社商品・割引券・ギフト券などを贈る制度です。配当とは別に受け取れる「株主へのお礼」のようなもので、日本独特の文化です。
- もらえる条件:権利確定日に必要株数を保有していること(ツルハなら2月末日に100株以上)
- いつ届く:権利確定の数か月後(ツルハは5月下旬の株主総会後に発送)
- 利回りで考える:配当利回り+優待利回り=総合利回りで、お得度を見る
まとめ
- ツルハの株主優待は、100株以上で5,000円分のギフト券(2026年〜制度刷新)
- ツルハ・ウエルシア各店で使え、有効期限は2026年11月30日
- 100株(約20万円)で、配当+優待の総合利回りは約5.0%
- 優待は原則「雑所得」。5,000円程度なら通常は確定申告不要
株主優待は、生活で使う商品がもらえる身近な制度です。仕組みと利回り、税金の考え方を押さえておくと、ニュースや投資の話題も理解しやすくなります。
(諸事情によりツルハホールディングス株式を保有しておりますが、長期インデックス投資(全世界株式)を基本としております。)
※本記事は2026年5月時点の情報に基づく一般的な解説であり、特定銘柄の購入や、株主優待を目的とした株式投資を推奨するものではありません。株主優待・配当は会社が毎年決めるもので、金額の変更・減配・廃止の可能性があります。株価や優待内容は経営統合等により変更される場合があります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。税務の詳細は税務署等にご確認ください。

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